お金が絡むと人は変わる
って言葉、聞いたことがありませんか?
お金に目が眩む
も、よく聞きますよね。
前に書いた事もありますが
欲深く、がめつくなることだけが
眩む
ではなく、
お金を手にすることの恐れや責任を過大に設定してしまい、逃げてしまうことも
お金に目が眩む
ということだなぁと、本当に思います。
自分の商品に価格が付けられない人とか
人の目気にして価格あげられない人とかも、目が眩んでます。
お金って、あるまとまった金額になると、ある作用が発生する事に気づきました。
経営で気づいたのですが、これは経営者だけでなく一般の方にも当てはまると思います。
私は製造販売業と小売業なので
取引先がたくさんあります。
大きな企業から個人でやっている方までたくさん。
材料の会社もあれば製品化されている会社もあります。
お金の動きの大きさは
企業の大きさに関係ありません。
大企業でも、数万程度の取引だったり
中小企業でも何百万の取引になったり
個人の方でも百万近い取引したりします。
で、
お金が絡むと人が変わる
お金に目が眩む
人は
むしろ
お金が大きく絡んでも自分を変えられない
いい意味でお金に目を眩ませる事が出来ない
んだな、と気付きました。
今の価値観や設定のまま
考えを変えられないし、違うステージから物を見ようとしないんです。
そうすると何が起こると思います?
それは単に
「自分だけがいっぱいお金欲しい」
というような単純なものではなく、
複雑に恐れと不安が絡み合ってその作用が発生します。これは誰にでも当てはまるし、周りに信頼されている、性格が良い人でもそうなります。
・・・いい例があります。
私は、以前、このまま私から仕事とってたら本業要らなくなるんじゃない?
って程に、相手側からしたらものすごい好条件で取引をしていた個人の取引先がありました。
その取引先から仕入れ
私は販売する、それだけで
一ヶ月に何十万も利益をお渡ししていたのですが、本来私が直接メーカーから仕入れ、うちの会社で製造すれば経費は10分の1程に抑えられる商品でした。それはすごく簡単に切り替えられるものでした。
その人が売っても、そんなに売れないと思う。
わたしが売るから売れると思う。
そんな商品でした。
しかし、私はその取引先と一緒にワクワクすることやアイディアを出し合ったりする幸せ、楽しさを優先していました。
だんだん利益が上がり、月に数十万単位でお渡し出来るようになった、ある企画を練っていた時のこと。
今回は大きく売れるだろう、という予測で
利益配分の話をして、一回決まったんですが
「すみません、やっぱり一つあたり、500円多くこちらが貰ってもいいですか?」
その次です
「その量だと結構材料費もかかるし、在庫も持たなきゃいけないんで。。。」
残念過ぎる
ニコニコして
いいですよー❤️
とか言って帰りましたが
その後1度も、その取引先に注文しておりません。
その件についても連絡すらしておりません。
スッパリ切りました。
私も小学生並みの計算はできます。
今までも相手からしたら、かなり好条件過ぎるほどの取引してました。
何度も言いますが、
自分のとこでやったら10分の1に経費抑えられる事案です。さらに、時間も労力も全くかかるものではありません!!
100歩譲ってその方がいう材料費、労力、差し引いても
美味しくて美味しすぎる程の条件でした。
これが、
今いる場所からしか物を見れない
いい例です。
材料だって、ますます多く仕入れる事が出来ればますます安く仕入れる事ができるし
本当に労力がかかるんであれば少しバイト料払って、雇ったっていいよね。
なぜ、今、この段階で
私から取ろうとするのか?
なぜ、わたしからの利益しか
見れないのか??
お金を手にすることを明らかに見つめれば
本来、たくさん利益上がれば上がるほどに
ますますこうなります。
「⚪︎⚪︎⚪︎さん、いつも高額仕入れありがとうございます!もっと卸値下げますよ!もっと売ってください(笑)❤️」
と、これから行くであろう場所から見たら出来るんです。そしたら私だってもっと頑張るよね(笑)
もっといい商品広めたくなるよね!
絶対もっともっと、広まるし、儲かるよね!
廻ってきたら廻ってきたほどに
一番自分に利益をもたらす人を優遇する。
さらに喜びを、循環させる。
ある一定の額を超えると、
それがなぜか出来なくなるんです。
<
div>