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妊婦の土偶発見♪古代のお産

出産ギフトのオムツケーキ&布ナプキン専門店プティラドゥのsaccoですWハート

みなさんGWはどうでしたか
ゆっくりのんびりできたでしょうか
お仕事だった~という方はお疲れ様でした

saccoは昨日子供たちと岩手へ遊びに行きましたおひさま

いつも通るたびに気になっていた御所野縄文公園
ついに寄ってみましたあは

とても素敵だったのでsaccoがスタッフとして活動している
【おねだりサンクス】のサイトにも記事書きましたよ~あは

グッドデザイン賞♪吊り橋トンネル

よかったら読んでみてねあは

さて、ここでたくさんの土器や土偶が展示されていたのですが
中でも目を奪われたのがこちら!!*

妊婦土偶発見

縄文時代の遺跡からは、妊娠や出産、性器を表す土偶がたくさん出土してるようです。
誕生直前の様子を表す土偶もたくさんあるそう。

土偶は、怪我や病気の身代わりとして使われたほか(祈りを込めて、患部を砕くそう)
お守りとしても使われたそうです
現在妊娠7か月の私この画像お守りにしようっとあは

帰ってからこの時代の妊娠・出産の事を調べてみました。
魏志倭人伝に記載があるようです

厳しい自然の中での出産は、大地の豊饒を象徴するものだったようです

また、胎児から1歳までの墓が成人の6倍もあり、
子供の誕生や成長を願った親心が伺えます

性には大らかで、一人の男性が4~5人の妻を持っていたり・・・
夫人は乱らでもなく、やきもちも焼かず、盗みもしない

男性と女性の、生まれ持った才能がしっかり生かされ役割が出来ていたのですね~

もうちょっと後世の古事記には神話が多く書かれていますが
性の描写が大らかです
と同時に妊娠・出産についても神々しく書かれているな~と感じました。

男性は出産の場面を見てはいけないということを示しているのですが、お産に対しては不浄感や忌避感というよりは、出産を神聖なものとして感じていたと見ることができます。
それは産屋が建てられたところは神社前や海辺、川原、村境など境界に位置するところであり、あの世からこの世に誕生するといった畏敬の気持ちが込められていたようです。

仏教や儒教が入ってきたのは、さらにその後です
「性は卑しいもの、恥ずべきもの」との考え方が庶民にも広まっていったそうです。

薬が入ってきてお産が通常に進まない事へ対処し始めたのもこの頃から。。。

私が読んで感じましたが、
「性への歪んだ見解」と、「無事の出産」への執着は同じころに始まったのだなと思いました。

胎教というべき妊婦修身法には、

「妊娠しているときは、
心を正しくし、日常の行動を正しくして、おだやかにわだかまりのないようにすること。
立ち居振る舞いをきちんと正し、邪悪なことを見たり聞いたり口にしたりせず、
感情を高ぶらせることなく、穏やかな気持ちを保っていれば、横位による難産になることなく、いい子どもを産むことができる。…」

とあり、横位云々はともかくとして、現代にも通じる胎教です。
お七夜、宮参り、着帯、お食い初めなどの習慣もこの時代から始まりました。 


面白いですよね
邪悪なことを見たり聞いたり口にせず・・・って

私たちが当たり前に思い込んでいる妊娠・出産の常識

たくさんの情報がありますよね

自分のカラダの声を聞いて、心地いいと思うものを自分で選んでいきたいと私は思っているので、私の素行は、「有りえない」と思う方がいるかもしれません笑

だって「邪悪」とされるものって常識では何だろうね
妊娠中の何だろうね数え上げたらキリがないね
多分わたし、それらのもの大好きかも笑

食べ物に気を遣う事は好きだからするけれど

もちろん、自分が心地よくないものはしないけどね

でも、いつの時代も子を思う母の祈りは本当に変わらないな~、と思いました